お熊甲祭 大祭前日夕刻の「奉幣迎え」に始まる能登を代表する奇祭。大祭当日早朝、鉦や太鼓の音色の響く中、氏子たちが神輿と真紅の枠旗を持って集まり、掛け声も勇ましく次々と拝殿目掛けて走り込む。祝詞奏上の後、本社の神輿を先頭にお旅所へと渡御する。お旅所での巡行の最中、高さ20mほどもある枠旗の「島田くずし」とよばれる大技も披露され、祭は最高潮に達する。シャトルバスの運行あり(8~17時)。※状況により内容の変更や中止になる場合あり。 画像提供:石川県・東京観光情報センター
七尾祇園祭 港町浜辺の仮宮へ遷座することから、別名「納涼祭」、「おすずみ祭り」ともいう。2024年は震災の影響により参加する奉燈の数は8基で、大きいものは10m、小さいものでも5m以上ある。山王神社境内では炬火を囲み、奉燈上の笛、太鼓、鉦の囃子に合わせて、弥栄[いやさか]を祈願する50~90人の若衆連に担がれた奉燈が暗闇に浮かび上がり、次々と広場で乱舞するさまは見ごたえ十分。※震災により境内に入れない町内もあり、調整中。
平国祭(おいでまつり) 御祭神・大国主神が邪神・兇賊を征服し、今の北陸道を開拓された神跡をしのぶ古式ゆかしい祭。神馬を先頭に、神職など50余名が、二市二郡(羽咋市・羽咋郡・七尾市・鹿島郡)内300kmの行程を5泊6日の間、巡行する神幸祭である。
花と緑 ののいち 椿まつり2025 花木の椿を愛でる春の祭典「花と緑ののいち椿まつり」。会場には市内から収集された多種多様の椿が展示され、来場者の目を楽しませてくれる。また、生花だけではなく、椿を題材とした絵画や写真なども展示され、椿の魅力が満載である。
涅槃会 釈迦の入滅にちなんだお参り。おだんごまき、五色団子は釈迦の舎利を表し、生きとし生けるすべてのものを表す。団子は食べると無病息災となり、またお守りとして身につけている人もあり、持つと魔除け、功徳があると伝えられる。五色の涅槃団子は檀信徒たちが1日がかりで作る。13時30分~法要、14時30分過ぎ頃~団子まき。