鳳来寺田楽 名刹鳳来寺山の開祖・利修仙人の命で、山中に棲んでいた3つの鬼の首をはねて守護神として祀り、その供養のため田楽を奉仕して、その霊を慰めることとした行事。農民生活と修験や薬師如来の信仰が結びついて室町時代の頃に現在のような形態になったという。この田楽は単に五穀豊穣を願う田遊びの行事ではなく、悪霊退散・一家安穏、さらに天下泰平などのための祈願とまで拡大されている事に特色がある。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
初日の出(鳳来寺山) 徳川家に深いゆかりのある鳳来寺山には、大宝3年(703)開山の「鳳来寺」、国の重要文化財に指定されている「仁王門」や「鳳来山東照宮」がある。鳳来山東照宮は、日光、久能山と並び「三大東照宮」とされている。標高695mの山頂近くからは、東三河や渥美半島を眺めることができる。12月31日は、パークウェイ駐車場も23時より特別営業を行う。東照宮から登った鷹打場から見る初日の出は、一年の始まりにふさわしい特別な雰囲気がある。
水源桜まつり 矢作川の土手沿いに咲く約400本のソメイヨシノが満開を迎えると、桜トンネルのような見事な桜並木となる。対岸からは川面がピンクに染まり、一味違った美しさを楽しめる。また、まつり期間中はライトアップされた幻想的な夜桜を楽しむことができる。郷土芸能、野点、模擬店などが開催される。 画像提供:(C)TOURISM TOYOTA
刈谷桜まつり(洲原公園) 刈谷の桜の名所、洲原公園には、約420本のソメイヨシノが植えられており、毎年多くの花見客が訪れる。桜まつり開催期間中は、露店・キッチンカーの出店とぼんぼり点灯により雰囲気を盛り上げ、公園内が賑わう。公園での火気使用不可(デイキャンプ場を除く)。問合せは刈谷桜まつり事務局、刈谷市観光協会、刈谷駅前観光案内所(0566-45-5833、10~18時、第2水曜定休)。